大腸が体に大きな影響を与える

私達の身体の中で一番病気の種類が多いのは、実は「大腸」です。

大腸の中に棲む腸内常在菌の構成とその機能など、腸内環境は、人それぞれ異なり、個人差が大きいため数々ある腸の病気は、そういった腸内環境の多様さを反映しているともいえます。

ある種の腸内常在菌は、腸管に直接働いて体の栄養、薬効、生理機能などに影響を与える事があります。

腸内常在菌は、産生した腐敗微生物(アンモニア、塩化水素、アミン、フェノール、インドールなど)や細菌毒素、発がん物質(ニトロン化合物など)、発がん促進物質(二次胆汁酸など)といった物質で、腸管に障害を与え様々な大腸疾患を発症されると考えられています。

大腸といってイメージするのは、便を作るだけで、暗い、くさい臓器と思われがちですが
しかし、そんな大腸こそが、私達の病気の発生を知らせてくれる発信源になっているのです。

大腸が発するシグナルをいち早く、キャッチして病気になる事を未然に防ぐのが理想です。
その為には、腸内環境を日々よくチェックして、管理していく事が大切になります。

腸内細菌の重さは1キログラム

食べ物が人間の口に入ると食道を通り、小腸を経て大腸にたどり着き
そこから便になって肛門から排出されます。

ここでの小腸と大腸の主な役割は、小腸は、食物を消化・吸収すること、そして、大腸では水分を吸収して食物繊維を分解して便をためる事です。

小腸の長さは6〜7メートル、大腸は、1〜1.5メートルあります。
便をためるまでにかかる時間は、早くて16時間、遅くて48時間です。
便を創るのに重要な役目をするのが、大腸に棲みついている腸内常在菌といわれています。

腸内常在菌は、全部で千数種類以上あり、糞便1グラムにつき1兆個近くもいます。
これは重さにすると1キログラム以上ほどになります。

「1キロ」というと、アメリカ人が食べるようなジャンボサイズのステーキ1枚分くらいの重さに相当します。それだけ重さのある細菌たちが、あらゆるひとのおなかの中に棲みついています。つまり、目に見えないほどの小さな細菌たちが、私達の体重のうちの何パーセントかを占めているのです。この数十年で、腸内常在菌に対する研究は目覚ましく進歩してきました。

それにより、様々な病気と腸内環境との因果関係が次第に解明しつつあります。
例えば、アトピー性皮膚炎や花粉症などといったアレルギー症状にも、腸内常在菌は、効果を発揮しています。

そのほかにも大腸がん、乳がんなどをはじめとするがんの病気、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす原因となる動脈硬化などにも効果があると考えられています。

現在、さまざまな症状を引き起こしている病気は、腸内常在菌の関与なしには語れないほどになってきています。腸内常在菌は、症状改善の重要な存在としてクローズアップされてきています。

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