腸内細菌もバランスが大切

長年の疑問が解決

腸内常在菌などの微生物というのが、果たして本当に有害なのかどうかという事で1850年代に大論争になったようです。
その時には結論がでず、結局、結論は100年もたった後になって出されました。

答えを導き出す結果となったのは、無菌マウスの開発でした。

マウスを無菌化にし、腸内常在菌などを体内に持つ通常マウスとの寿命比較の実験をおこないました。結果、無菌マウスは通常のマウスよりも約1.5倍長く生きるという事がわかりました。
この実験結果を人間に、単純に当てはめてみると、無菌状態なら120歳まで生きられるという事になります。(正確には125歳ですが・・・)このことは、逆にいうと細菌は基本的に、からだに有害な存在だという事がいえます。

ただ、人間が無菌状態で生きていくのは大変です。一言で「細菌」といってもいろいろあり千差万別です。細菌でもいてもいなくてもよいものあれば、人の身体によって有益なものをもたらしてくれる細菌もいます。

腸内細菌の種類

腸内常在菌の種類の占める割合をわかりやすいように大きく3つに分けてみます。

ひとつは、ビフィズス菌や乳酸菌といった「善玉菌」です。これが培養可能な腸内常在菌全体のなかでは約2割を占めている存在です。ふたつめは、腸内腐敗を起こし、発がんを促進させる「悪玉菌」の存在です。

これが全体の1割です。残りの7割は、善玉・悪玉どちらでもない「日和見菌」です。
この「2:1:7」というバランスが、理想的なバランスなのですが、ここで注意しないといけないのは、全体の7割を占めている「日和見菌」の存在です。

「日和見菌」は、悪玉・善玉どちらでもない為、このどちらかが優位に動いてしまうと優位な方になびいていきやすいのです。「日和見菌」が、善玉・悪玉どちらに動くかによっても大腸の働きがかわってきます。

サプリで腸内環境を改善するといい

例をあげると、選挙での浮動票の獲得がどちらに動くかわからないため
投票結果が最後までわからないという事と同じです。
腸内で、善玉菌が優位の時は、「発酵」が起こり、悪玉菌が優位の時は「腐敗」が起こります。

便秘の時の便やおならがクサイのは、大腸の中で腐敗が起こっている為です。便やオナラがにおうときは、本来は2割いないといけない善玉菌が、一割以下になっている事が考えられます。

悪玉菌は、発がん物質やがん促進物質などの有害物質を出します。そういった有害物質が直接、腸管壁を介して血流にのると全身におくられて、免疫系に影響を与えると考えられています。
「大腸が病気の発信源」といわれているのは、ここに訳があります。

善玉菌を優位に保つことは、健康を保つ為には大切な事です。
腸内常在菌のバランスいかんによって、大腸は、「病気の発信源」にも「健康の発信源」にもなりえるのです。

発酵乳や乳酸飲料の効能は、「整腸作用」という言葉でしめされています。
「整腸作用」の主に意味するところは、おもに「便秘改善」でした。

しかし、現在は、便秘改善だけでなく、腸内常在菌の改善や腸内腐敗産物の減少をも意味しており、「腸内環境改善」と整腸作用が意味する内容がひろがってきました。
「整腸作用」と表示されている機能性食品について、より多くの人の健康に寄与する意味であってほしい為、「腸内環境コントロール作用」という表示でより具体的な機能を求めていき対所です。

薬は、治療はできても予防は困難ですが、食品であれば、病気予防、健康増進などの効果を期待できます。なぜ、腸内環境コントロールの作用をするかというと「病気のリスク軽減」が本質といっても過言ではないです。

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